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亀居城
春の桜(大竹商工会議所青年部のHPより)
亀居公園(亀居城跡)
慶長5年(1600年)関ヶ原の合戦で、東軍に味方した豊臣方の武将 尾張清州城主 福島正則が、芸備2カ国を与えられてそのあとに入城しました。この時、正則が築城したのは、三原・東城・三次・小方等と言われています。
このお城の地形が、亀の伏したのに似ているので亀居城(別名円通寺城)の名がありました。海に面したこの城の規模は、面積は約10ha、周囲約2km余で海に面しない部分の周囲には、新町川の流れや海水を導入した堀がめぐらされて防備が固められ、本丸から黒川海岸に通じる潜道も設けられていたといわれています。
今では、城跡一帯が公園になっており、桜の名所として知られ市民のお花見所として親しまれています。
また、亀居公園内に大竹市出身の石本美由起氏の作詞家生活40周年を記念して「柿の木坂の家」「悲しい酒」など七つの歌碑と一つの記念碑が設置され、その他遊歩道もあり、散策しながら樹木と石垣に囲まれた城跡の雰囲気を充分に味わえます。